左から株式会社DDホールディングス 田中美紗、株式会社ゴールデンマジック 小野口景子、株式会社DDホールディングス 井上太志、合同会社CHEER 古川奈津子

“近くて遠い”ハワイウェディングを大解剖 !!
シリーズ第2弾は、プレ花嫁&花婿を迎えて座談会を開催。
DDグループからゴールデンマジック の小野口景子さん、DDホールディングスの井上太志さん、そして、チアーズウェディングでプランナー として働いていた経験があり、ハワイウェディング を熟知した田中美紗さんにもご参加いただき、ハワイウェディングに対する素朴な疑問をぶつけてもらいました。
答えてくれたのは、シリーズ第1弾(記事はこちら)に引き続き、チアーズウェディング・プランナーの古川奈津子さんです。


ハワイウェディング で心配なことは、なんでしょうか?

古川:挙式予定のある方、ない方、まだわかりませんが…(笑)、本日は未婚の方々にお集りいただいております。
自分が疑問に思うことは、皆さんも疑問に思っていることが多いはずです。どんな些細なことでも構いませんので、忌憚なく質問をしていただければと思います。
ところで、皆さんは挙式をするなら国内派ですか?国外派ですか?

古川 奈津子(Natsuko Furukawa)
合同会社CHEER
表参道サロン 部長

井上:漠然とですが、僕は海外の方がいいかなと思っています。ハワイに行ったことはないですが、妹の結婚式がグアムだったので、暖かい島国の雰囲気には好感を持っています。

井上 太志(Taishi Inoue)
株式会社DDホールディングス
グループ開発本部 立地開発部 担当課長

古川:もしも結婚が決まって、お相手がハワイ挙式を希望しているとします。
井上:いきなりですね(笑)。
古川:はい(笑)。ハワイ挙式で心配なところ、不安なところはどういったところでしょうか?
井上:一番心配なのは準備ですね。どのくらいの期間が必要なのでしょうか?何をすればいいのか、特に海外ということで不安ですね。
古川:準備期間は気になりますよね。男性の方は多いんです(笑)。だいたい皆さま半年前ぐらいからスタートされますが、チアーズウェディング では直近での対応も可能で、フレキシブルに対応できます。
井上:最短でどのくらいですか?
古川:まず大事なのは、エアー、航空券の確保。当社には旅行業のライセンスはないので、お客様ご自身で手配していただくか、提携している旅行会社を紹介しています。そこでチケットが抑えられれば、挙式会場は如何様にでもできます(笑)。
そして、挙式スタイルと人数。お二人だけで行くのか、ご両親を連れていくのか、お友達を呼ぶのか、まずはイメージしていただいて。そこにチアーズウェディング がパッケージプランを提案させていただきます。

打合せはシンプル、最低3回で可能

井上:結婚式の準備は大変だと聞きますが、打合せは何回ぐらいするのでしょうか?
古川:チアーズウェディング では3ヶ月前ぐらいから具体的な打ち合わせを始めて、全3回程度を目安に進めています。
1回目はチアーズウェディング で実現可能なプランをご紹介します。お二人の中でやりたいことを悩まれると思うので、いったん持ち帰っていただいて、予算面も含めてご検討いただきます。
2ヶ月前、2回目の打合せではある程度の方向性を固めて、1ヶ月前の3回目の打合せで最終確定となりますが、日程と会場がほぼ決定した段階で、並行して新婦様のドレス選びをしていただきます。
井上:ちなみに国内の場合、頻度はどのくらいなのでしょうか?
古川:国内も絞って3〜4回程度ですが、打合せの量や毎回の宿題が多いです。氏名(漢字)、住所、電話番号を確認して、ご招待者様情報のデータ入力、引き出物の選定、席次の決定、司会者さんとの打合せ、主賓ご挨拶は誰方にしようとか、披露宴のBGM…。
新郎新婦が準備中に一度は喧嘩するとかよく聞きますよね(笑)。実際、お仕事をしながらですと大変なことも多いです。
そういう意味で結婚式の準備に伴う煩わしさ、面倒臭さを感じている方はハワイ挙式がおすすめです。打ち合わせにお越しにならない新郎様もいらっしゃいます。
井上:打合せに来ない新郎もいるんですか!?それはいい情報ですね(笑)。
古川:最後までいらっしゃらなくて、写真で初めて拝見する方もいるんですよ。

「恥ずかしがり屋」の方にこそおすすめ

古川:ところで、小野口さんは海外挙式に興味ありますか?
小野口:憧れはありますけど、ハワイ挙式は20代カップルが多いのかなというイメージが…。
古川:そんなことないですよ。どちらかというと、20代後半から50代の方までの大人のカップルが多いんです。

小野口 景子(Keiko Onoguchi)
株式会社ゴールデンマジック
営業本部付 主任

小野口:そうなんですか。私はそもそも結婚式を挙げることに抵抗感があって。みんなから注目されるのが恥ずかしいんです…。
古川:海外挙式は恥ずかしがり屋の方に、なおさらおすすめです。人前に出るのが苦手な方が、恥ずかしいから二人だけでしますとか、家族だけでしますというパターンがすごく多いんですよ。小野口さんはハワイ向きですね(笑)。
小野口:…(笑)。でも海外挙式って、会場の下見ができませんよね。現地を一度も確認しないまま挙式をするのが不安です。
古川:国内ですと会場の見学やお食事の試食ができるのが当たり前ですし、イメージもしやすいですもんね。
お客様自身が下見をすることが難しい分、チアーズウェディング では、スタッフ全員が現地の会場を視察していますので、私たちが自分の目で見て来て感じたことを動画や写真をお見せしながら、率直にお伝えすることを大切にしているんです。
ところで小野口さんは、ハワイに行ったことはありますか?
小野口:ハワイは行ったことないです。両方初めての経験になるので、その点も不安に思う要素のひとつかもしれないです。


古川:ハワイが初めての方には、ハワイ旅行の楽しみ方も一緒にお伝えしています。サロンには観光ガイドブックも置いているんですよ。ハワイに精通しているスタッフばかりですので、おすすめの観光スポットやグルメなどをご紹介しています。
小野口:せっかくなら旅行も楽しみたいので、ハワイ通の方にリアルな情報を教えていただけると嬉しいですね。

ハワイ挙式に決める理由には「親孝行」も

古川:田中さんは以前、チアーズウェディング のプランナーとして働いていましたよね。
田中:はい。プランナー時代に印象的だったのは、「親孝行をしたいから」という理由でハワイウェディングに決めた方がすごく多かったことですね。
きっかけがないと親御様世代がハワイに行くというのがなかなかないじゃないですか。なので、結構喜んでくださって、親御様の方が楽しんでいらっしゃる場合が多いですね。

田中 美紗(Misa Tanaka)
株式会社DDホールディングス
グループ人材開発室

古川:国内挙式の場合ですと、両家のご両親が一緒に過ごす時間は一日にも満たないですが、ハワイでは一日は確実に一緒に過ごすことになるので、親孝行としてはすごくおすすめですよね。
親御様がご高齢の場合ですと「長時間飛行機に乗るのが心配」という声もありますが、ハワイは7時間ほどで行けますし、夜便ですと睡眠も十分取れるので時差ボケもほとんどなく疲労感も少ないです。お子様連れでも行かれるぐらいなので、クリアできる距離感だと思います。
井上:両親が広島に住んでいるんですが、その場合、どこかで集合して一緒に行くのでしょうか?それとも現地集合になるんですか?


古川:親御様が海外に行くのが初めての場合は、心配をなくすために一緒に行く方もいらっしゃいますが、現地集合にされる方が多いですね。井上さんは羽田か成田から、広島からですとご両親は関空から出発ですね。
井上:例えば、羽田と関空で同じぐらいに到着する便はあるんですか?
古川:結構多いですよ。20時から23時台出発の夜便がおすすめです。羽田からでも関空からでも大幅にずれ込まないので。何時台の便にしようとか、ある程度搭乗の時間帯を合わせる方は多いです。
井上:滞在中、両親とはどの程度一緒に過ごすものですか?
古川:挙式当日だけ一緒に過ごして、あとは別々でという方もいらっしゃれば、フリータイムも一緒に過ごそうという方もいらっしゃいます。でも、だいたいは1日か2日はご家族皆さまで観光される感じですね。

ゲストの旅費は実費、挙式後のお食事会プレゼントが一般的

井上:ハワイ挙式は何名ぐらいで行うのが一般的なんですか?
古川:新郎新婦様お二人のみ、もしくはそれぞれのご両親が来て6名様。ご兄弟が加わって8〜10名様というのが一番多いスタイルですね。
ご家族プラス、おじ様、おば様、いとこまでという方もいらっしゃいます。そこにご友人も呼びたいということでしたら、15〜20名様ぐらいになりますね。
井上:ゲストの旅行手配は、新郎新婦側でするのでしょうか?
古川:ハワイウェディング は日本のようなご祝儀制ではないので、ご旅行は参加者の実費で、挙式後のお食事会をお二人からプレゼントする形が一般的です。プラスしてチョコレートなどのプチギフトをプレゼントする場合もありますね。
井上:でも、さすがに両親分は新郎新婦側で用意しなければいけないですよね…?
古川:親御様分に関しては、必ず用意しないといけないというのはないですが、一部負担したいという方もいらっしゃいますね。ご家族も実費という場合が多いですが、お二人がどこまで負担してあげるのか様々ですよ。
ご友人は基本的に実費で、旅行の手配も完全にお任せしているパターンが多いです。友人に手間をかけさせたくないという場合は、新郎新婦が手配してあげる場合もあります。ごく稀にですが、全員分の一部を負担したいという方もいらっしゃいますね。


小野口:招待状も送るんですよね?
古川:招待状を送る方はあまりいらっしゃらないですね。電話やメールで挙式の日にちを伝えて出欠の確認をします。
小野口:そうなんですか。
古川:まずは、親御様とご家族のスケジュールを確認します。ご友人も呼ぼうかなと思っていらっしゃる方は、ある程度の日程を伝えて打診しておいて。あとは、(現地時間で)挙式の前日までには到着してもらうことをお伝えいただく感じですね。
ただ人数が多いときには、案内状を出す場合もありますが、日本みたいに返信ハガキ付きの招待状ではなく、あくまでも案内状という形式になります。挙式日時、会場、レセプションパーティー開始時間、送迎車の有無等を記載した案内状を1ヶ月ぐらい前に出すことはあります。
井上:国内よりも全然煩わしくないですね(笑)。
古川:そうなんです。おすすめですよ、井上さん(笑)!!いかがですか?
井上:えっ…(笑)。だいぶイメージできてきましたが…。


後編へと続きます。

チアーズ ウェディング 表参道サロン
〈住所〉
東京都渋谷区神宮前5-47-13 青山パインビレッジ302号室
〈アクセス〉
地下鉄 銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道駅」B2番出口より徒歩5分
〈営業時間〉
平日11:00〜19:00、土日祝10:00〜19:00(時間外も応相談)
〈定休日〉
木曜日
〈電話番号〉
03-5766-8150
公式URL
https://www.cheerswedding.jp/
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・YouTube公式チャンネル:Cheers Wedding

〈後編はこちら〉
● ハワイウェディング 大解剖【Vol.2】~素朴な疑問にすべてお答えします!!ープレ花嫁&花婿座談会(後編)ー~
〈ハワイウエディング 大解剖 シリーズ〉